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FD・SD


教員の教育研究力向上のためのFD研修と教職員の専門的能力・資質向上のためのSD研修を計画的・組織的に実施します。
FD・SDは教育改革フォーラム、各種研修会、各種講演会を結節点にしますが、それらに収斂されることなく、日々の業務の中で組織的に実施します。


FDとは

FD(Faculty Development)は、授業の内容及び方法の改善を図るための「組織的」な活動のことであり、大学設置基準と大学院設置基準により義務化されています。「組織的」な活動ということは、各教員の「個人的」な活動に任せるのではなく、大学がFDを行う組織や委員会を設置し、検証・改善・計画・実施のサイクルを絶え間なく繰り返すことを意味しています。

FDの目的

大学教員は、日常的に学生に接することにより、学生の勉学のみならずキャリア形成や人格形成に重要な役割を果たしています。その意味で、大学教員は、学生を教育および指導する立場での専門家である必要があります。しかし、大学教員は、各自が専門とする分野における専門家ではあるものの、教育に関しては必ずしも専門家ではなく、専門家と自認していない大学教員が多いことが現状です。このことから、大学は、教育の専門家としての大学教員を養成する必要があり、そのための活動がFDなのです。

本学におけるFD活動は、高等教育院が実施する全学的FDと、各学部・各研究科のFD委員会が実施するFDとの2段階で行われています。本ガイドラインは、全学的に実施されるFD活動の概要をまとめるものとなります。

FDの課題

上の目的を達成するため、FD活動は以下の2つを含むものとします。
  1. 個々の教職員の教育力量向上
  2. 教員全体の教育力の組織的向上
なお、上記の課題については、各部局の人材養成目的に従って作成された(1)入学者受け入れの方針、(2)教育課程編成・実施方針、(3)学位授与の方針の共有が前提となります。

FDに関する年間スケジュール

4月
新任教員研修
4月
前期 授業についての中間アンケート
7月
前期 自己評価・成長実感アンケート
10月
後期 授業についての中間アンケート
12月~1月
後期 自己評価・成長実感アンケート
12月~1月
大学満足度調査
その他、研究授業、FD講演会・FD講習会・教育改革フォーラム・ICT研修会等を随時実施

授業についてのアンケート

自己評価・成長実感アンケート

学生が自律的な学修者となるための支援、また、学生が該当授業の学修成果に関する自己評価を行うため、学部生を対象に、各授業科目において実施する。

授業についての中間アンケート

授業の教育効果を高めるため、シラバスとの整合性、授業のテンポ・スピード、資料や板書のわかりやすさなど、担当教員が速やかに授業改善に活かすことが望まれる内容により構成し、学部生を対象に、各授業科目において実施する。

アンケートの流れ

1. 学務情報システムにて、前期・後期の授業期間中に弾力的に実施する。
(授業についての中間アンケートは授業の中間に、自己評価・成長実感アンケートは授業終了の一定期間に実施する。)

2. アンケート結果を担当教員に速やかに通知する。

3. 高等教育院及び全学教育機構において統括を行う。

大学満足度調査

1.大学運営の改善に役立てるため、1年間を通じての大学満足度について、次のカテゴリーを含めて構成し、学部生を対象に、各学部において実施 する。
(1)学生の意識について(2)授業・教員について(3)事務室・図書館・課外活動について

2.12月から4月にかけて弾力的に実施する。

3.各学部及び高等教育院は調査結果の分析を行う。

4.調査結果を本学Webサイトに掲載し、教職員・学生と共有する。

5.全学教育機構及び教育研究審議会において総括を行い、学内FDに活用する。

講演会・研修会

1. 高等教育院は、適切な内容・時期等を検討のうえ、教職員(内容により大学院生を含む)を対象にFD講演会、教育改革フォーラム、
 ICT研修会等を実施する。

2. 参加者アンケートを実施し、その結果を次回の改善に活用する。

3. 本学Webサイト等へ当日の模様や成果を掲載する。

新任教員研修

1. 高等教育院は毎年4月に新規採用教員を対象に新任教員研修を実施する。

2. 参加者アンケートを実施し、その結果を次回の改善に活用する。

3. 本学Webサイト等へ研修の模様や成果を掲載する。

研究授業

1. 各学部、研究科及び高等教育院は、年度ごとに実施科目を選定し、全学教育機構へ報告する。

2. 参観者アンケートを実施するなど、授業担当教員・各部局の授業改善に活用する。

3. 本学webサイト等へ研究授業の模様や成果を掲載する。

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